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【新型肺炎】 ダナンで新型コロナウイルスの陽性事例

【新型肺炎】 ダナンで新型コロナウイルスの陽性事例

 

ダナン市で新型コロナウイルスの陽性事例が発生しました。

ベトナム国内での市中感染は99日ぶりになります。

ベトナム保健省によりますと、7月24日、ダナン市在住の57歳男性が、   3回の新型コロナウイルス検査で3回とも陽性反応を示したことが確認されました。

この男性は、直近1ヶ月は他の省や市を訪れておらず、ほとんど自宅にいたとのことです。

7日に母親の付き添いでダナン市の医療センターを、また16日にはダナン病院を訪れていました。

本人は病状が重く入院中です。

濃厚接触した人や親族等の検体を102個採取したものの、   全員陰性、病院で接触した50人は隔離中、感染経路は不明で確認中とのことです。

 

<医療コラム> 風邪の予防にうがい・手洗い

【注意喚起】 新型肺炎(新型コロナウイルス)について

<医療コラム> ナースキャップのお話

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** ナースキャップのお話 *****

白 井 由 紀 子 看護師

 

今から二十数年位前、ナースキャップが不潔という話になり,その後多くの大学病院や大病院は順次ナースキャップの廃止に踏み切りました。

ナースキャップを廃止した根拠として、不潔以外に、患者さんのケアを行う時、患者さんやベッドにぶつかる・ベッドサイドで処置をする際に点滴セットに触れて外れそうになったり精密医療機器のボタンに触れて誤作動をさせる恐れがあるなど事故を防ぐ意味もあります。

 

 

みなさんは戴帽式を知っていますか?

戴帽式とは看護学部卒業間近に行われる儀式で看護師になる喜びと自覚を新らたにする伝統の行事です。そこでナースキャップを頭に載せてもらい、明りを消した薄明の中でナイチンゲール像に掲げるろうそくから火をもらい誓詞を唱えます。

今後、病める人々の役にたとうという決心をする場です。

元はキリスト教の儀式を模し、看護師の仕事は病人に奉仕するという意味合いがあり,シスターの仕事でした。シスターは長いガウンとベールの制服を着ていますが,看護師のユニフォームはシスターの服装が原点です。ナースキャップもこれに由来していると考えられ,誇りをもって仕事をするための象徴でした。

象徴がなくなった今でも誇りを持ち、患者さんの安全を第一に考えていきたいと思います。