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<医療コラム> 保険会社につく「海上」、「火災」の意味

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 保険会社につく「海上」、「火災」の意味 *****

白 井 由 紀 子 看護師

 

みなさんが海外で安全に暮らすために加入される海外旅行保険の会社の名前は様々です。

その中に“東京海上日動火災保険“、“三井住友海上火災保険“など、「海上」、「火災」とつく会社があります。

なぜ「海上」、「火災」とつくのか以前より気になっていたので調べてみました。

明治の時代、物資の輸送ルートは海上(船)が多く、今ほど船の性能もよくない当時は輸送途中で嵐などに遭遇して沈没することもあり、その際に荷物も沈んでしまいました。そこで保険を取り扱う会社が出来たのが海上保険のルーツだそうです。

 

また、以前の保険業法では主に営業している種目を社名に表示することが義務となっていたため、その当時(戦前)ではポピュラーになっていた火災に対する火災保険と海上保険のうち、どちらかが主力であるかにより、「海上」「火災」の順番を決めていたそうです。

なので「海上」「火災」の順番も同じではないわけです。

クリニックを受診される際に必要な、「海外旅行傷害保険」は海外旅行先での病気、怪我や盗難などによる損害を填補する目的の保険です。

当院を受診される際に「海外旅行保険はお持ちですか?」とお聞きすると、「旅行ではなくて駐在です」とお答えになる方もあますが、駐在の方も「旅行保険」になります。

10月・11月の日本人呼吸器専門医による 咳・喘息外来予定

日本人の呼吸器内科専門医による咳・喘息外来を行っています。

 

ロータスクリニックでは日本人の呼吸器内科専門医による「咳・喘息外来」を行っています。長引く咳症状が気になる方、喘息の持病がある方はお気軽にご相談下さい。

 

風邪を引いている訳でもないのに最近毎日のように咳き込む、風邪はすっかり治ったはずなのに咳だけが何週間も続いているといった症状がある場合には、呼吸器内科専門医の診察が必要です。症状や経過を説明の上、必要な検査を行って治療方針について相談して下さい。

風邪や軽い気管支炎などで処方されたお薬で直ぐに症状が改善しているようであれば、問題はありませんが、ロータスクリニックにご相談にいらしたケースでも抗生物質を長期にダラダラと処方されていたり、過剰にお薬を処方されているケースなども見受けられますので、注意が必要です。

 

咳・喘息外来は完全予約制となりますので、事前にご予約をお取りください。

10月・11月の咳・喘息外来は下記の日程となります。