【新型肺炎】 ベトナム在留邦人に関わる最新情報 2020.02.17 日本人学校 休校延長
【新型肺炎】 ベトナム在留邦人に関わる最新情報 2020.02.17
中国とベトナム国内および在留邦人に関連する現時点での最新情報のまとめです。
中国での感染状況
★2020年2月17日時点で、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の死者が1770人、感染者が7万548人に達しました。
ベトナム国内の状況
★ベトナムでの新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数は、2020年2月9日午後4時点で16人となっております。
感染者のうち7人は完治しています。
★13日、ビンフック省は、感染者が確認されたビンスエン区ソンロイ村を封鎖しました。村には1万人を超える人が生活していますが、13日から20日間外部との出入 りが禁止されています。 ベトナムで確認された感染者のうちビンフ ック省ではソンロイ村を中心に11人の感染が判明しています。
★63省・市当局はすべて、17日などに予定した学校の再開を延期することを決めました。大半の省・ 市は、2月いっぱい休校にするとしています。
★ベトナム外務省は、過去14日以内に中国への渡航・滞在歴がある旅客に対する一時的な入国拒否を発表しています。国内の空港では13日までに297人の入国を拒否し、また新型コロナウイルス感染疑いで127人を隔離しています。
在留邦人に関わる活動の状況
<ハノイ>
★ハノイ日本人学校は、休校を1週間延長し、2月23日(日)まで臨時休校となりました。
また、2月26日に予定されていた、保護者会、学校公開は中止になりました。
<ホーチミン>
★ホーチミン日本人学校は、3月1日(日)まで休校となりました。
★2月22日(土)ホーチミンで開催を予定していた「第4回日越交流ぼんおどり大会」(JCCH、ジャパンベトナムフェスティバル実行委員会共催)は、延期となりました。
以前のコラムでもお伝えしましたが、私たちが出来ることで大切なことは以下のことかと思います。
① むやみに不安がらずに、なるべく正確な情報を集める
② 自分たちで出来る予防対策を行う
① むやみに不安がらずに、なるべく正確な情報を集める
まずは、新型コロナウイルスによる肺炎についてできるだけ新しくて、正確な情報を収集して下さい。
インターネット上には出所の不確かな情報も氾濫していますので、慌てず冷静に判断しましょう。
情報は可能な限り出所の明らかなところから収集して下さい。
② 自分たちで出来る予防対策を行う
一番身近な対策は、うがいや手洗いをしっかりする、マスクを着用するといった一般の感染症対策と変わりません。基本的なことをきちんと行うことが大切です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠で体力を保つようにして下さい。体力・免疫力が維持されていれば、たとえウイルスが体内に入ってきても免疫力で排除されれば、感染としては成立せず発症を抑えることができます。
また、不要不急の場合以外は人が多く集まる場所に行くことは避けましょう。特に空港などは気を付けて下さい。
ベトナム国内の状況やベトナム保健省からの発表についての日本語の情報は、在ベトナム日本国大使館および在ホーチミン日本国領事館のホームページで確認できます。
在ベトナム日本国大使館
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
在ホーチミン日本国領事館
https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ベトナム保健省は、新型コロナウイルスに関する情報を提供するウェブサイトを開設しています。ベトナム語のサイトになりますが、最新の患者数などの情報を見ることができます。