ロータスクリニックからのお知らせ

テト(旧正月)に伴う休診のお知らせ

テト(旧正月)に伴う休診のお知らせです

 

ハノイクリニック、ホーチミンクリニックともにテト(旧正月)に伴いまして

1/27(月)~2/1(土)は休診とさせて頂きます。

2025年2/3(月)より通常診療となります。

ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い致します。

 

<医療コラム> 

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 子どもの発熱への対応 ~解熱剤や受診のポイント~ *****

 

白 井 拓 史 医師

 

お子さんが急に発熱するととても心配になりますよね。夜中や休日であれば、余計に不安になるかと思います。

ただし、発熱は子どもの体がウイルスや細菌と戦っている証拠です。熱は防御反応として必要があって出ているものです。

発熱時にご自宅でできる対応としては、氷枕などによるクーリングがあります。頭だけではなく、大きな血管のある首や足の付け根、脇の下などを冷やすのが効果的です。

服装については、熱の上がり始めで悪寒がして手足が冷えて寒がっている時には暖かい服装を、熱が上がりきって暑がるようになったら薄着にします。汗をかいたら下着などは着替えます。

また、水分を小まめに補給しましょう。

 

発熱のためにぐったりしていたり辛そうであれば、解熱剤を使用して熱を下げて症状を軽減してあげましょう。ただ、解熱剤は病気自体を治す薬ではありません。熱は体の防御反応ですので、熱が高くても本人が熱で辛そうでなければ、無理に薬で下げる必要はありません。

お子さんの様子をよく観察して、意識ははっきりしているか、けいれんなどはないか、顔色は悪くないかなど、確認して下さい。

もしも呼びかけに対して反応が悪かったり、顔色や唇の色が悪かったり、けいれんなどが起こるようであれば、医療機関を受診して下さい。

生後3ヶ月未満で、38度以上の発熱が見られるときは、すぐに受診が必要です。

在ホーチミン日本国総領事館 海外安全情報

在ホーチミン日本国総領事館より海外安全対策情報が出ております。

毎月、邦人の被害が出ていますので、ご注意下さい。

海外安全対策情報(ベトナム南部)

詳しくは、在ホーチミン日本国総領事館ホームページをご覧下さい。

海外安全対策情報(令和6年度第2四半期) | 在ホーチミン日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)

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日本人の被害(当館に報告があり認知したもの)
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今期当館が認知した件数は50件(前期比17件増)であった。
ア 6月上旬、ホーチミン市1区内の路上において、30代邦人男性が刃物で刺殺される事件が発生したが、以降の連続発生はない。
常に最新の治安情報の収集に努めると共に、挙動不審者に遭遇した際は、直ぐにその場を離れるなどの身の回りの安全を確保する行動を取ること。
イ その他の被害内容は、前期(4月~6月)と同様、邦人観光客のタクシー乗車に絡む被害に加え、航空機内での窃盗被害やイカサマ賭博に絡む相談が目立った。
〈具体的な事例(領事メールでも発出)〉
・ ホーチミン市内を歩行中、「日本が好きだ」と言う外国人男性に英語で声を掛けられ、徐々に親近感を覚え、その人物に誘われるがまま自宅に付いて行った。その後、ブラックジャックの必勝法があるとの話を聞きゲームに参加したところ、最後の1ゲームで全ての掛け金を失った。その後、掛け金が上がり、付近の宝石屋にて邦貨約70万円のキャッシングを強要された。
・ 航空機内の頭上の収納棚に入れた手荷物より現金大日クレジットカードが盗まれ、ベトナム国内で多額の不正使用をされた。
等の被害相談を受ける機会が増加している。
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ベトナムにおいて賭博は法令違反であり、不審な人物からいきなり話しかけられても、決して甘い話には乗らず、自宅などについて行かないようにすべき。
また、国内線・国際線問わず、現金を含む貴重品は機内預け入れ荷物に入れることは避け、機内荷物であってもその荷物を頭上の収納棚に入れないなど、細心の注意を払う必要がある。
具体的な犯罪の手口と防犯のための注意事項については、当館ホームページに掲載されている「安全の手引き」や「注意喚起」等も参考にされたい。
https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00219.html