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<医療コラム> 色のお話

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 色のお話 *****

朝 野 恭 旭 マネージャー

 

最近暗い出来事が続いていますね。

やはり皆様の身近な問題はコロナでしょうか。

最近ではコロナが爆発的に増え外出することが難しいことや在宅勤務などにより一日中家で過ごされている方や一日誰とも話すことがないようなこともあるのではないのでしょうか。

私は昨年そのような経験をして精神的にも肉体的にもいい状態とは言えなくなってしまいました。

そんなタイミングでベッドの寝具とカーテンの色を変えてみたところ自分の気持ちに変化が起こりすごく心が落ち着いて身体の中の調子も整い、目覚めのいい朝をむかえられるようになりました。

いろいろ調べてみると色は私たちが思う以上に良い働きが沢山あるようですね

】警戒心、注意力を喚起し、人間の感情的興奮や刺激をもたらす。赤は色の中で最も長い波長を持ち、交感神経に刺激を与え体温•血圧•脈をあげる。

オレンジ】消化、新陳代謝をよくする作用があるため、食欲を増進させる。血管や自律神経を刺激し身体を活動的にする。

】情緒の安定、安心感の増加。身体を癒す色。筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせてくれる。また、筋肉や骨その他組織の細胞を作る力を促進し、暖和効果があるので血圧を下げる。

】爽快感、冷静を与える。鎮静作用があり、精神的に落ち着かせる作用がある。体温の低下、痛みの暖和などの作用もある

】高貴さ優雅さを表す。集中力アップ、鎮静効果。リンパ管や心筋、運動神経の働きを抑制する。実際に古代中国でも、病気の患者を紫色のじゅうたんの上に寝かせて治療を行い、苦痛を和らげていたという記録が残っています。

 

また同一人物が赤い壁の部屋と青い壁の部屋に順番に入ってもらい、体温や脈拍を計測したところ、赤い壁の部屋のほうが、体温も脈拍数も高く計測されました。また刑務所の壁を変えたところ、囚人の攻撃性が低くなったということもあるようです。このように色は私たちの心や身体に働きかける素晴らしい力があるようです。

あなたも色が生み出すメッセージを私生活に取り入れてみませんか。