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<医療コラム> こころとからだの関わり

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** こころとからだの関わり *****

リッケンバッカー 和代  看護師

 

普段からだは自立神経・内分泌・免疫系のバランスによって微妙に調節されています。しかしストレスによりこのバランスが崩れたりすると、からだの病気が生じます。逆にからだの病気はこころにも影響します。

仏教用語で『身心一如』という言葉があります。

この言葉は、心と身体の関係というのは切っても切り離されないくらい密接に関係しているという意味です。

つまり、心の元気がないと、身体の元気がなくなり、身体の元気がないと、心も元気がなくなってしまうという考え方です。

皆さんも、体調が悪い時なんとなくネガティブな感じになってしまったことや、心のエネルギーがない時に風邪が引きやすかったなと言った経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

ここで、皆さんに体と心の元気のない状態がどういう状態なのかを気付いてもらうためのチェック項目4つをご紹介したいと思います。

★最近食欲が急になくなった

★最近なかなか眠れない日が続く

★最近何もしても楽しくない

★急に悲しくなったり、泣きたくなる

 

もしも、これらの症状があるとしたら、それには十分な休息や、環境を変える等が必要なのかもしれません。

このような心からの声である身体症状を無視し続けると、場合によっては重篤な心の病になってしまったり、体の免疫も低い状態のため、風邪やインフルエンザ、もしかしたらコロナウイルスにもかかりやすくなってしまうかもしれません。

無理のない運動、気軽にできる気分転換を心がけ心と体のバランスを取るように心掛けてみるのも良いかも知れませんね。