【新型肺炎】 中国、ベトナムの最新情報 2020.02.20 致死率は約2%とのWHO見解
【新型肺炎】 中国、ベトナムの最新情報 2020.02.20
中国とベトナム国内の現時点での最新情報のまとめです。
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、新型コロナウイルスによる肺炎について、致死率が約2%と比較的低く、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないとみられるとの見解を示しました。
(コロナウイルスが原因のMERSは致死率が3割以上、SARSは約1割とされています)
中国での感染状況
★2020年2月20日時点で、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の死者が2118人、感染者が7万4576人に達しました。
ベトナム国内の状況
★ベトナムでの新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数は、2020年2月20日時点で16人となっております。
ベトナム国内の感染者数はで、13日から増えていません。また、16人のうち7人が既に完治しています。
★ホーチミン市の疾病管制センターよると、ホーチミンは、新型コロナウイルス感染の疑いにより32人が隔離されていましたが、19日までに全員が検査で陰性と判明しました。ホーチミンの感染疑い例はゼロとなっています。
★新型コロナウイルスによる肺炎により、企業 800社以上と8700人余りの従業員が影響を受けているとするリポートをベトナム労働・傷病軍人・社会事業省が公表しました。また、新型コロ ナウイルスの拡大懸念による企業の生産縮小や操業停止で1000人以上のベトナム人労働者が職を失ったとのことです。3分の1はホテル・飲食サービス分野だったそうです。