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【新型肺炎】 ベトナム在留邦人に関わる最新情報 2020.03.02 ハノイ日本人学校今週再開

【新型肺炎】 ベトナム在留邦人に関わる最新情報 2020.03.02

 

中国とベトナム国内および在留邦人に関連する現時点での最新情報のまとめです。

中国で発生した新型コロナウイルスは世界各地で感染が広がっており、感染者が確認されたのは五大陸の50カ国・地域に上っています。WHO(世界保健機関)は、「2019年12月の発生以来初めて、中国国外の新規感染者の数が中国国内の数を上回った」と指摘しました。

世界全体の死者数は2800人以上、感染者は8万2000人以上に達しています。

 

中国での感染状況

★2020年3月1日時点で、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の死者が2870人、感染者が7万9824人となっております。

★中国の全国人民代表大会(全人代)は、3月5日に開幕が予定されていましたが、延期となっています。

★中国では、広東省など各地で新型肺炎の発生後に最高にしていた「緊急対応レベル」を引き下げる動きが広がっています。経済活動も再開しつつありますが、それに伴い再び感染が広がる懸念もあります。

★中国外務省は、北京市が入国後14日間の隔離観察を求める対象とした「感染が深刻な地域」に日本、韓国、イタリア、イランが入ることを公式に確認しました。

 

ベトナム国内の状況

★ベトナムでの新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数は、2020年3月2日時点で増加はなく16人となっております(中国人2名,ベトナム人13名,米国人1名)。

 

★CDC(米国疾病予防管理センター)は、ベトナム当局が実施している対策を評価し、ベトナムを「市中感染のリスクがある目的地」のリストから外したとのことです。ベトナムでは、2月13日以降、新たな感染者が確認されていません。

★グエン・スアン・フック首相は、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大阻止に向けたベトナムの対応を新型肺炎が広がる国・地域に通知するよう外務省に求める指令に署名しました。対応策には、韓国をはじめとした新型肺炎の感染が確認された国・地域への訪問歴のある人の入国を一時停止する措置などが盛り込まれています。

★ベトナム政府は、韓国の渡航者に対する査証(ビザ)免除措置を29日から一時的に停止しています。韓国からの旅行者や同国に渡航歴のある人がベトナムに入国する際には、すべての人が14日間の隔離措 置の適用対象になります。

★ベトナム労働・傷病軍人・社会事業省は、韓国と日本で働くベトナム人労働者を帰国させる計画の策定を 進めているとのことです。引き揚げる労働者は5000~2万人 規模になります。

★2020年のダナン国際花火大会は、6月から7月にかけて開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により実施が中止されることになりました。

 

在留邦人に関わる活動の状況

<ハノイ>

★ハノイ日本人学校の休校は、3月4日(水)より授業再開の予定です。

3月2日(月)、3日(火)に児童生徒・保護者の2週間以内国外へ渡航歴を各保護者に電話て確認してからの再開となります。詳しくは学校からのお知らせをお待ち下さい。

 

★ベトナム日本商工会議所(JCCI)は、新型コロナウイルスによる肺炎で封鎖されたベト ナム北部ビンフック省ソンロイ村の村民を支援するため、マスクと消毒液を寄付しました。会員企業70社以上 が協力し、約6万2000枚のマスクと約1万2000個の消毒薬を届けました。

ロータスクリニックも僅かですが、マスクと消毒液を寄付させて頂きました。

★ハノイおよびハノイ周辺のゴルフ場では、日本人や韓国人に対して、ベトナム滞在期間の確認を行っています。ゴルフ場によって過去14日または30日以内に海外渡航歴がある場合はプレーできないこともあります。ゴルフ場にチェックインする際にはパスポートの提示を求められています。

 

<ホーチミン>

★ホーチミン日本人学校は、3月15日(日)まで休校延長となっています

延長は、ホーチミン市教育局が市内 の幼稚園・小学校を同日まで休校させるよう指示したのを踏まえての決定となります。16日から授業を再開できた場合には、 小学1年から中学2年までの生徒を対象に補習授業を行うことを計画しているとのことです。

 

★ホーチミン日本商工会議所によりますと日本人駐在員がワークパーミット申請手続きを行ったところ、新型コロナウイルス肺炎発生の影響により、申請が受理されない事例が発生したとのことです。

ホーチミン市に関しては、以下のような対応となっています。

  • <新規労働許可証の発行>
  • ○中国本土からの外国人労働者について申請受付・発行を一時停止。
  • ○香港、マカオ、台湾からの外国人労働者については、中国本土への渡航歴を確認の上、申請受付を判断。
  • ○その他の国の外国人労働者については、通常通り申請受付・発行を行う。
  • <労働許可証既保有者の2回目以降の発行>
  • ○通常通り申請受付・発行する。

 

 各省・市ごとに対応は違いがあります。また今後の状況により変更が生じることも予想されますので、申請先機関に最新情報をご確認くださいとのことです。

 

★ホーチミン市内およびホーチミン周辺のゴルフ場では、日本人や韓国人に対して、ベトナム滞在期間の確認を行っています。ゴルフ場によって過去14日または30日以内に海外渡航歴がある場合はプレーできないこともあります。ゴルフ場にチェックインする際にはパスポートの提示を求められています。事前の確認が必要です。

 

以前のコラムでもお伝えしましたが、私たちが出来ることで大切なことは以下のことかと思います。

  ① むやみに不安がらずに、なるべく正確な情報を集める

  ② 自分たちで出来る予防対策を行う

 

① むやみに不安がらずに、なるべく正確な情報を集める

まずは、新型コロナウイルスによる肺炎についてできるだけ新しくて、正確な情報を収集して下さい。

インターネット上には出所の不確かな情報も氾濫していますので、慌てず冷静に判断しましょう。

情報は可能な限り出所の明らかなところから収集して下さい。

② 自分たちで出来る予防対策を行う

一番身近な対策は、うがいや手洗いをしっかりする、マスクを着用するといった一般の感染症対策と変わりません。基本的なことをきちんと行うことが大切です。

バランスの取れた食事や十分な睡眠で体力を保つようにして下さい。体力・免疫力が維持されていれば、たとえウイルスが体内に入ってきても免疫力で排除されれば、感染としては成立せず発症を抑えることができます。

また、不要不急の場合以外は人が多く集まる場所に行くことは避けましょう。特に空港などは気を付けて下さい。

 

<医療コラム> 風邪の予防にうがい・手洗い

 

ベトナム国内の状況やベトナム保健省からの発表についての日本語の情報は、在ベトナム日本国大使館および在ホーチミン日本国領事館のホームページで確認できます。

在ベトナム日本国大使館

https://www.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

在ホーチミン日本国領事館

https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

ベトナム保健省は、新型コロナウイルスに関する情報を提供するウェブサイトを開設しています。ベトナム語のサイトになりますが、最新の患者数などの情報を見ることができます。

https://ncov.moh.gov.vn

 

【新型肺炎】 中国、ベトナムの最新情報 2020.02.24 ベトナムの学校3月2日再開か

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【注意喚起】 新型肺炎(新型コロナウイルス)について

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中国とベトナム国内および在留邦人に関連する現時点での最新情報のまとめです。

日本を含む新型コロナウイルスの感染者が所在する国、地域に対して、ミクロネシア連邦、トンガ、サモア、イスラエル、キリバス、ソロモン諸島、韓国、タイおよびブータンの9か国が、渡航の抑制の呼びかけを行っています。

また、イスラエルは日本と韓国からの外国人渡航者について「出国から到着まで14日たっていない場合は入国を禁じる」と発表しました。日本については24日から実行に移されるとのことです。

 

中国での感染状況

★2020年2月25日時点で、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の死者が2663人、感染者が7万7658人となっております。

中国の全国人民代表大会(全人代)は、3月5日に開幕が予定されていましたが、延期となりました。

 

ベトナム国内の状況

★ベトナムでの新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数は、2020年2月24日時点で増加はなく16人となっております(中国人2名,ベトナム人13名,米国人1名)。

感染者のうち15人は完治しています。

★ベトナム教育・訓練相は、現在休校としている小学校などの授業を、3月2日に再開するよう提案しました。

★JICA(国際協力機構)は、ベトナムへの緊急支援としてホーチミン市パスツール研究所にウイルス感染の検査試薬の供与を開始しました。JICAは、北部の国立衛生疫学研究所(NIHE、ハノイ)に対する検査試薬の供与を既に開始しており、ハノイに続いての支援になります。

★ベトナム保健省は、空港などで韓国からベトナムへの入国者に健康状況の申告を義務付けました。韓国からの入国者で発熱や咳などの症状がある場合は、規定に従い隔離さることになります。

 

在留邦人に関わる活動の状況

<ハノイ>

★ハノイ日本人学校の休校は、2月29日(土)までとなっております。

また、2月26日に予定されていた、保護者会、学校公開は中止になりました。

 

<ホーチミン>

★ホーチミン日本人学校は、3月1日(日)まで休校となっております

 

★ホーチミン日本商工会議所によりますと日本人駐在員がワークパーミット申請手続きを行ったところ、新型コロナウイルス肺炎発生の影響により、申請が受理されない事例が発生したとのことです。

ホーチミン市に関しては、以下のような対応となっています。

  • <新規労働許可証の発行>
  • ○中国本土からの外国人労働者について申請受付・発行を一時停止。
  • ○香港、マカオ、台湾からの外国人労働者については、中国本土への渡航歴を確認の上、申請受付を判断。
  • ○その他の国の外国人労働者については、通常通り申請受付・発行を行う。

 

  • <労働許可証既保有者の2回目以降の発行>
  • ○通常通り申請受付・発行する。

 

 各省・市ごとに対応は違いがあります。また今後の状況により変更が生じることも予想されますので、申請先機関に最新情報をご確認くださいとのことです。


 

以前のコラムでもお伝えしましたが、私たちが出来ることで大切なことは以下のことかと思います。

  ① むやみに不安がらずに、なるべく正確な情報を集める

  ② 自分たちで出来る予防対策を行う

 

① むやみに不安がらずに、なるべく正確な情報を集める

まずは、新型コロナウイルスによる肺炎についてできるだけ新しくて、正確な情報を収集して下さい。

インターネット上には出所の不確かな情報も氾濫していますので、慌てず冷静に判断しましょう。

情報は可能な限り出所の明らかなところから収集して下さい。

② 自分たちで出来る予防対策を行う

一番身近な対策は、うがいや手洗いをしっかりする、マスクを着用するといった一般の感染症対策と変わりません。基本的なことをきちんと行うことが大切です。

バランスの取れた食事や十分な睡眠で体力を保つようにして下さい。体力・免疫力が維持されていれば、たとえウイルスが体内に入ってきても免疫力で排除されれば、感染としては成立せず発症を抑えることができます。

また、不要不急の場合以外は人が多く集まる場所に行くことは避けましょう。特に空港などは気を付けて下さい。

 

<医療コラム> 風邪の予防にうがい・手洗い

 

ベトナム国内の状況やベトナム保健省からの発表についての日本語の情報は、在ベトナム日本国大使館および在ホーチミン日本国領事館のホームページで確認できます。

在ベトナム日本国大使館

https://www.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

在ホーチミン日本国領事館

https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

 

ベトナム保健省は、新型コロナウイルスに関する情報を提供するウェブサイトを開設しています。ベトナム語のサイトになりますが、最新の患者数などの情報を見ることができます。

https://ncov.moh.gov.vn

 

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【注意喚起】 新型肺炎(新型コロナウイルス)について

【新型肺炎】 中国、ベトナムの最新情報 2020.02.20 致死率は約2%とのWHO見解

【新型肺炎】 中国、ベトナムの最新情報 2020.02.20

 

中国とベトナム国内の現時点での最新情報のまとめです。

 

WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、新型コロナウイルスによる肺炎について、致死率が約2%と比較的低く、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ほど致命的ではないとみられるとの見解を示しました。

(コロナウイルスが原因のMERSは致死率が3割以上、SARSは約1割とされています)

 

中国での感染状況

★2020年2月20日時点で、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の死者が2118人、感染者が7万4576人に達しました。

 

ベトナム国内の状況

★ベトナムでの新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数は、2020年2月20日時点で16人となっております。

ベトナム国内の感染者数はで、13日から増えていません。また、16人のうち7人が既に完治しています。

★ホーチミン市の疾病管制センターよると、ホーチミンは、新型コロナウイルス感染の疑いにより32人が隔離されていましたが、19日までに全員が検査で陰性と判明しました。ホーチミンの感染疑い例はゼロとなっています。

★新型コロナウイルスによる肺炎により、企業 800社以上と8700人余りの従業員が影響を受けているとするリポートをベトナム労働・傷病軍人・社会事業省が公表しました。また、新型コロ ナウイルスの拡大懸念による企業の生産縮小や操業停止で1000人以上のベトナム人労働者が職を失ったとのことです。3分の1はホテル・飲食サービス分野だったそうです。

 

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