ロータスクリニックからのお知らせ

【注意喚起】 ホーチミンでインフルエンザが流行しています

ホーチミンの日本人のお子さんの間で、インフルエンザが流行っています。ご注意ください。

 

元々、東南アジアでは冬季だけではなく、夏季にインフルエンザの小流行が毎年あります。

今年は、冬季の流行が完全に収束せず、だらだらとインフルエンザの感染が続いていましたが、夏季になり増加の傾向にあります。

 

インフルエンザに罹患した後の登園、登校に関しましては、文部科学省の感染対策の

「学校において予防すべき感染症の解説」が基準となります。

具体的には、インフルエンザの出席停止は、

「発症した後(発熱の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまでとする」

となっておりますので、注意が必要です。

 

うがいや手洗いなど、感染予防の基本をしっかりやるように心がけましょう。

発熱、頭痛、咳、鼻水など風邪症状が出ている人やインフルエンザの疑いのある人は早めに医療機関を受診して下さい。

<医療コラム> 日焼け防止

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 日焼け防止 *****

宝積 良美  マネージャー

 

先日ベトナムのニュースで「ハノイのUV指数が警戒レベル」という記事を読みました。

スーパーに日焼け止めを購入しに行くと色んな種類があり、どれを買うのか迷ってしまいました。

そこで日焼けや日焼け止めについて少し調べてみました。

地上に届く紫外線には、下記の2種類があります。

・A波(UVA)-シワやたるみの原因になる ・B波(UVB)-シミやそばかすの原因になる

 

日焼け止めのPAとは、

UV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。+の多さがUV-Aに対する効果の高さを示します。++++、+++、++、+の4段階があります。

紫外線A波は、春・夏以外でも「そこそこ降り注いでいる」そうです。

 

日焼け止めのSPFとは、

主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。数字が大きいほど効果が高くなります。紫外線が当たりだしてから日焼けしてしまうまで、人によって個人差がありますがだいたい15分~20分と言われています。

たとえばSPF30なら、30倍遅らせる事ができるという意味だそうです。

選び方のポイントは、通勤やおつかいなど1時間以内のお出かけには35程度、1時間以上のレジャーやスポーツには50以上がおすすめのようです。
また日焼け止めは時間が経つとともに効果が減ってくるのでこまめに塗りなおす事が必要です。

ただ日焼け止めを塗るのは肌に合わないという方もいらっしゃると思います。

最近は長袖など着るタイプのUVカットも多く見られます。必要な場面でさっと羽織るだけでUVカット効果を得られ、日が沈んだあと、不要であれば脱ぐだけ。日焼け止め成分による肌への刺激や、洗浄のための肌への負担がないのが魅力です。ただ1枚余計に着ている分、熱がこもりやすくなるので、薄着と比べて熱中症のリスクが高くなるかもしれません。気温や湿度が高い日は特にしっかりと水分や塩分を補給して、熱中症には気をつけたいですね。

自分に合った日焼け対策で、ベトナムの紫外線からお肌を守りましょう。