ロータスクリニックからのお知らせ

【注意喚起】 年末・年始に当たっての注意喚起

在ベトナム日本国大使館より年末・年始に当たっての注意喚起が出ています。

日本同様に年末年始からテト休みにかけては、スリや引ったくり、空き巣の被害が増加しますので、十分ご注意ください。

 

年末・年始に当たっての注意喚起

https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/2018nenmatsunenshichui.html

 

1. パスポートの確認をお忘れなく!

(1) 年末年始に一時帰国や近隣国への旅行を計画されている方は、まずパスポートの残存有効期限をご確認ください。ASEAN諸国へ入国するためには、パスポートの残存期間が6か月以上必要です。また、査証(ビザ)欄の余白が複数頁必要な国もあります。

(2) 例年、渡航直前になって、必要なパスポートの残存有効期間や査証欄(頁)の余白がないため、航空機への搭乗を拒否されたとしてご相談いただくケースがありますが、新しいパスポートは申請日を含め4開館日以降の交付となります(年内交付は,12月24日(火)までの申請受付となります)。
また、ベトナムにおいては、パスポートを更新した場合には、出国までに古いパスポート上の滞在ビザを、入国管理局で新しいパスポートに転記する必要があります。その時になって慌てないように、まずはパスポートの確認をお願いいたします。

2. パスポートの管理には細心のご注意を!!

(1) パスポートは、日本政府が発行する国際的な身分証明書であり、万一の際には、滞在国の政府に対して必要な保護と援助を与えるように要請する公文書です。

(2) 旅行先では、常にパスポートを確認し、人混みを歩くときはバッグを体の前に、また歩道を歩くときは道路と反対側の手に持つなど、パスポートの管理には十分ご注意ください。

3. 大使館領事窓口での年末年始の手続にはご注意を!!!

大使館の開館日は、年内は12月27日(金)まで、明年は1月6日(月)からとなります。年内に書類を受け取るためには、以下の期日までに申請いただく必要がありますので、ご注意ください。

【年内受け取り】
○パスポート
・新規及び切替発給:12月24日(火)受付分まで。
・査証欄の増補:ご本人が申請された場合に限り、12月27日(金)午後4時45分まで。

○証明
原則12月26日(木)受付分まで。
※ただし,在留証明,単独証明については即日発行になりますので,12月27日(金)午後4時45分までとなります。

○ベトナム人の日本入国ビザ
・当館への個人申請:12月17日(火)受付分まで。
・代理申請機関を通じての申請:12月20日(金)受付分まで。
※上記日付までに申請いただいても,審査によっては年内に結果を通知できなかったり,不発給となるケースもありますので,あらかじめ御承知おきください。

<医療コラム> 海外旅行保険 入ってますか?

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 海外旅行保険 入ってますか? *****

長末 典子  マネージャー

 

みなさんはベトナムの生活の中で、使える保険の確認、急に夜間に具合が悪くなった時にどうすればよいかなど、病院にかかる時の備えを普段からしていますか?

 

日本からベトナムに来ても毎日忙しく、病気になってから「さてどうしたらよいんだろう」という方も多いのではないでしょうか。

保険は1日の限度額があるものもありますし、カード保険は事前に自分でカード会社に連絡する必要があります。現金の場合、内容によっては高額になってしまう事もあるかと思います。

在住13年目になりますがこれまでにさまざまな経験を致しましたので、何件か例を書いてみようと思います。

保険に入っていて良かった例として

先ず、2005年に初めて来越した時の2日目に路上食で重症の腹痛により入院。日本から海外医療保険には入って来ていましたが、当時は日本の保険会社と直接本人確認が必要でしんどい中、携帯を握らせられ、やっとの思いで本人確認をして無事入院できました。

その晩から朝までの記憶はありませんが、保険のおかげで個室で十分な処置をしてもらったでしょう。

その1年後、バイクタクシーに乗っていたところ、バイクが乗用車に接触し転倒。同じ海外医療保険で入院。当時はMRIの機械が大きい病院にもないところが殆んどで、救急車で医科大学病院に運ばれました。廊下に座り込んで待っている人が大勢いましたが、保険がある事ですぐにMRI撮影を受ける事ができました。

 

保険に入っていたが、使えなかった例として

在住2年目に、再度重度の胃腸炎にて入院。持っていた医療保険の用紙を渡し入院したのですが、後に次の保険の切り替えまでの3日間の間の1日に、たまたま入院している事がわかり、十数万円もの高額を支払うことになってしまいました。この時は、確認の重要さを身をもって体験しました。

海外医療保険に入っていない時の例として

その間は、ローカル病院にもお世話になったのですが、勿論ローカルなので医師以外はベトナム語のみしかわかりません。先ず、現金で支払ってから、診察。検査の結果、デング熱ということでまた支払いの後点滴。点滴が終わっても誰も来ないので、隣のベッドの人に聞くと「付き添いはいないの?看護師さんは呼びに行くんだよ」と言われ、隣のベッドの付き添いの人が呼びに行ってくれました。

追加で点滴をしたいが「先に支払いしてください」と言われ、しんどい中会計までやっと行きました。そしてカードで支払いをしようとしたのですが「現金しかだめ」と言われ、その日はあきらめて帰宅しました。

 

上記は13年間のほんの一部の例ですが、海外生活ではいろんなことが起こる要因があります。“備えあれば憂いなし”

是非、もう一度ご自分の保険の内容や期限をご確認をされ 又、どこにかかればよいかも、事前にご確認下さい。

もし、“こうなった時どこの専門に行けばよいかわからない“といったご心配がございましたら、ロータスクリニックが窓口になりご紹介させていただきますので、ご相談下さい。