ロータスクリニックからのお知らせ

<医療コラム> 酒豪と下戸のお話 お酒の強い人、弱い人 

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 酒豪と下戸のお話 お酒の強い人、弱い人 *****

白 井 拓 史 医師

 

いくら飲んでも顔色ひとつ変わらない“酒豪”から、全く飲めない“下戸”の方までお酒の強さは人さまざま。でも、お酒の強い人と弱い人では何が違うのでしょうか?

飲んだアルコールは肝臓の働きでアセトアルデヒドに変わります。

このアセトアルデヒドが酔いの原因になるのです。

 

アセトアルデヒドは、更に酵素の働きで無害な酢酸に変わるのですが、この酵素の働きによってお酒の強い弱いが決まります。この酵素の活性の強い人、弱い人、そして活性が全くない人がいるのです。

お酒に強い人は活性型の酵素を持ち、弱い人は低活性型、下戸の方は活性が全くない非活性型を持っています。

この酵素は親から遺伝していますので、後から活性が変わることはありません。お酒の強さは生まれつき決まっているのです。日本人の37~38%は低活性型、6~7%は非活性型といわれています。非活性型は日本人を含むモンゴロイドにのみみられ、白人や黒人にはいません。なので、日本人は欧米人に比べるとお酒が弱いといわれているのです。

お酒が飲めるタイプの人は酒量が増えがちで、アルコール性肝障害を起こしやすくなるので注意が必要です。

強い弱いに関わらず、気の合う仲間と適量を楽しく飲むのが良いですよね!

 

ホーチミン・クリニックをご予約・受診される患者様へ (社会的隔離に伴う対応)

ホーチミン・クリニックをご予約、受診をされる患者様へ

ベトナムで広がる新型コロナウイルス第4波への対策としまして、ホーチミン市では5月31日0時より社会的隔離が実施されております。それに伴いまして、クリニックをご予約、受診をされる患者様につきましては、以下のような対応となっておりますので、ご承知おき下さい。

 

ランカスタービル入り口での検温と問診について

ホーチミンのランカスタービルでは、社会的隔離が実施されたのに伴いまして、ビルの入り口にて検温とランカスタービルのQRコードの読み取りが行われています。先日までは、問診票の記入でしたが、現在は携帯電話にてQRコードを読み取ることが必要になっています。

渡航歴や発熱(37.5度以上)などの症状によっては、ビル自体に立ち入ることが出来ません。

ランカスタービルに入るには、マスク着用が義務づけられています。いらっしゃる際には症状や受診理由に関わらずマスクをしてご来院下さい。

 

クリニックのご予約・受診について

ご予約、受診される患者様につきましては、以下の点についてご留意頂きますようお願い申し上げます。

①クリニックは、新型コロナウィルス感染対策の一環としまして、完全予約制となっております。受診される方は、必ずお電話にて事前のご予約をお願いします。

予約外の患者様はクリニックに入らずに、まずはクリニックの外からご予約のお電話をお願いします(ご予約のない状態でクリニックにいらして頂いてもご受診できません)。

②現在、以下の方はクリニックを受診することが出来ません。ご理解の程、よろしくお願いします。

発熱や咽頭痛、咳嗽などの症状のある方(発熱の方はランカスタービルに入ることが出来ません)

○ 3週間以内に感染者や接触者との接触のあった方

○ ベトナム入国時の隔離開け1週間以内の方と接触のあった方

○  3週間以内に感染者の発生地域(北部のBac Ninh、Bac GiangなどやホーチミンのGo Vap、Thanh Locなど)を訪れている方

○ その他、症状や状況によって受診頂けないケースがございますので、不明な場合にはお問い合わせ下さい。

③健康診断および予防接種の患者様に関しましては、2週間以内に発熱や感冒様症状のあった方は受診出来ません。日程の延期なども含めて調整をさせて頂いております。

④ランカスタービルの問診票とは別に、クリニックでも新型コロナウィルス対策のための問診票の記入をお願いし、検温を実施しております。同じような書類に何度も記入頂くことは大変煩わしいことと存じますが、政府・保健省の対策に準じておりますためよろしくお願い致します。

 

以上、ご理解ご協力の程、よろしくお願いします。