【新型肺炎】 中国、ベトナムの最新情報 2020.02.13 ホーチミンの感染疑い例はゼロに
【新型肺炎】 中国、ベトナム国内および周辺国の最新情報 2020.02.13
中国、ベトナム国内および周辺国の最新情報まとめです。
WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスが引き起こす肺炎の正式名称を「COVID-19」に決定しました。
「COVID-19」は、Coronavirus Disease 2019 の略です。「2019年に確認されたコロナウィルスによる病気」ということになります。
ベトナム周辺国の感染状況
シンガポール:50人
香港:50人(うち1人死亡)
タイ:33人
韓国:27人
台湾:18人
マレーシア:18人
オーストラリア:15人
マカオ:10人
インド:3人
フィリピン:3人(うち1人死亡)
ネパール:1人
スリランカ:1人
カンボジア:1人
中国での感染状況
★2020年2月14日時点で、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の死者は1483人、感染者が6万4627人に達しました。
ベトナム国内の状況
★ベトナムでの新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数は、2020年2月12日時点で15人となっております。
ベトナム保健省は、ビンフック省の生後3カ月の乳児が新型コロナウイルスによる肺炎に感染したことを確認しました。この乳児はテト休暇中の1月28日から、母親に連れられ祖母の家に滞在。祖母はその後、新型肺炎への感染が確認されました。乳児は現在、母親とともにビンフック省の病院で隔離され治療を受けており、症状は安定しているとのことです。
ベトナムでの感染確認者15人のうち6人は症状が回復し、退院しています。
★ホーチミンでは、新型コロナウイルス感染の疑いにより29人が病院に隔離されていましたが、11日までに全員が検査で陰性と判明し、ホーチミンの感染疑い例はゼロとなりました。
★中国・武漢に滞在していたベトナム人30人を乗せた旅客機が10日、北部クア ンニン省のバンドン国際空港に到着しました。入国手続きなどを済ませた後、乗客らはハノイの病院に移送されて14日間経過観察のために隔離されています。
★10日、ビンフック省 は、新型肺炎患者を収容して治療する300床規模の仮設病院を建設すると発表しました。ビンフック省は、ベトナムで最も多くの新型コロナウイルスによる肺炎患者が報告されています。
★ベトナム国内で使用済みの使い捨てマスクを回収して手洗いし、再販売する「リサイクル」が増えているそうです。手指用の消毒剤も偽物 が出回っているとのことなので、注意が必要です。ロータスクリニックでは、スタッフにマスクを破棄する際には、破ったりして再生出来ない状態にして捨てるように指導しています。みなさんもマスクを捨てる際には、リサイクル出来ないような状態で破棄されるようにして下さい。
在留邦人に関係する活動の状況
<ハノイ>
★ハノイ日本人学校は、2月14日(金)まで臨時休校となっています。
また、2月26日に予定されていた、保護者会、学校公開は中止になりました。
★2月16日(日)に開催予定でした2019年度「日IN越文化祭」(JCCIスポーツ文化委員会主催)は、中止となりました。
<ホーチミン>
★ホーチミン日本人学校は、2月16日(日)まで休校となっています。
★2月22日(土)ホーチミンで開催を予定していた「第4回日越交流ぼんおどり大会」(JCCH、ジャパンベトナムフェスティバル実行委員会共催)は、延期となりました。
★ホーチミン日本人補習校は、2月15日(土)を再度休校としています。また、入学説明会・体験入学も2月22日(土)に再延期とするともに、書類の受付も同日まで延長しています。
ベトナム国内の状況やベトナム保健省からの発表についての日本語の情報は、在ベトナム日本国大使館および在ホーチミン日本国領事館のホームページで確認できます。
在ベトナム日本国大使館
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
在ホーチミン日本国領事館
https://www.hcmcgj.vn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ベトナム保健省は、新型コロナウイルスに関する情報を提供するウェブサイトを開設しています。ベトナム語のサイトになりますが、最新の患者数などの情報を見ることができます。