「海水浴皮膚炎」にご注意を
< LOTUS CLINIC 医療コラム >
![]()
***** 「海水浴皮膚炎」にご注意を *****
北 村 泰 佑 医師
建国記念日の連休が終わりましたね。みなさんはどこか旅行には行かれたでしょうか。
我が家は初めてのダラット旅行に行ってきました。ホーチミンの暑さとは打って変わって厚手の長袖が欲しいくらいの気温にびっくりしましたが、観光やアクティビティ、食べ物も楽しんできました(特に苺が美味しかった!!)。
さて、この連休中に海辺に出かけた方も多いのではないでしょうか。
当院では、海に行った後から痒いブツブツができた、その症状が数週間続いている、というご相談をしばしば受けることがあります。
いわゆる「海水浴皮膚炎」と呼ばれるものですが、海での日焼けに加え、いつもは使わない強い日焼け止めやウェットスーツなどによる接触性皮膚炎(かぶれ)、クラゲ毒や海水中のプランクトンの刺激による皮膚炎などが含まれます。

日焼けはみなさんよくご存知だと思いますが、刺激による皮膚炎は紅いプツプツや小さな水膨れなどが現れ、痒みやヒリヒリとした症状を伴うことが多いです。
基本的にはステロイドの塗り薬で治りますが、症状が強い場合や、掻きむしってしまった時などは全身に皮疹が広がってしまい、数週間症状が続くこともあります。
海に行く時には、強い日焼け止めを塗るのもいいですが、子供や肌の弱い方は、いつもの日焼け止めをこまめに塗り直す、ラッシュガードや帽子、日傘などを活用してみてください。
また、砂浜を裸足で歩かない、海水に入った後はできるだけ直ぐに海水を洗い流すようにするなど気をつけてみてください。
上手に対策をして、ベトナムでも海を楽しみましょう。
もしも、海水浴後の症状でお困りの際は早めに病院を受診してくださいね。
