ロータスクリニックからのお知らせ

【 注意喚起 】 交通事故を装った窃盗事件に注意してください

【注意喚起】 交通事故を装った窃盗事件に注意してください

在ベトナム日本国大使館より注意喚起のお知らせが出ています。

ハノイ市内(リンラン通り)にて交通事故を装った窃盗事件が発生しているそうですので、十分にご注意下さい。

下記のような事例があります。

○ 9月上旬の深夜、在留邦人(男性)がリンラン通りをバイクで走行中、正面からベトナム人が運転するバイクと衝突し転倒した。衝突したバイクはそのまま走り去ったが、近くにいたベトナム人の若い男性4人が近づいて来て、荷物や体などを触ろうとしたため追い払った。

○ 9月中旬の深夜、邦人(女性)がリンラン通りを歩いていたところ、正面からベトナム人が運転するバイクと衝突した。衝突したバイクはそのまま走り去ったが、近くにいたベトナム人の若い男性が数人近づいて来て、荷物や体を触ろうとしたため追い払った。

○ この付近は、在留邦人や業務出張のため滞在される日本人の方が多く居住、宿泊されている地域でもあり、日本人を狙った交通事故を装った窃盗(未遂)事件である可能性が高いものと推察されます。

 上記のような事案が連続して発生しています。同所付近をバイク若しくは徒歩で通行される際には、周囲の状況には十分に注意してください。

 

 

【 注意喚起 】 ハノイでインフルエンザが流行っています

ハノイの日本人のお子さんの間で、インフルエンザが流行っています。ご注意ください。

 

インフルエンザは、日本では冬に流行する病気ですが、東南アジアでは夏期を中心に

冬の時期以外でも小さな流行がみられます。

 

うがいや手洗いなど、感染予防の基本をしっかりやりましょう。

 

また、インフルエンザに罹患した後の登園、登校に関しましては、文部科学省の感染対策の

「学校において予防すべき感染症の解説」が基準となります。

具体的には、インフルエンザの出席停止は、

「発症した後(発熱の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまでとする」

となっておりますので、注意が必要です。

 

インフルエンザかな?とご心配の場合はお電話にてご相談下さい。

ハノイ  : 024 3817 0000

ホーチミン:028 3827 0000

※ハノイとホーチミンでは電話番号が違いますので、ご注意下さい。

<医療コラム> 飲酒・喫煙・コーヒーと死亡率について

< LOTUS CLINIC 医療コラム >

***** 飲酒・喫煙・コーヒーと死亡率について *****

吉 田 周 平 医師

こんにちは。

皆様は普段から健康に気を遣われておられるでしょうか?

今回は、皆さんに馴染みの深い話題を取りあげてみたいと思います。

毎日のように口にされている飲酒・喫煙・コーヒーが、どの程度人体に影響を与えるかという話題です。

文献データをお示しし、私的見解を述べさせていただきたいと思います。

 

(1)飲酒と死亡率

飲酒は体に害が多く利点が少ないとお考えでしょうか?

実は、この考えは誤りです。

過去の文献 (Am J Epidemiol. 1999 Dec 1;150(11):1201-7)によると、

死亡率は「酒を飲まない人」と「毎日日本酒2合飲む人」がほぼ1%で等しく、二日に1合が最優秀で0.64%。

時々飲む&毎日1合が0.8%強。毎日4合飲むと1.3%となる。

つまり毎日4合飲めば全く飲まない人の1.3倍死に易いのです。

二日に1合ならば、飲まない人より40%も死ににくい。

血行促進、食欲増進、ストレス発散など肉体的、精神的に良い効果があり、量さえ多くなければ「酒は百薬の長」になり得るのです。

しかしながら、飲み過ぎれば肝機能障害・急性膵炎・カロリーオーバー・高血圧・意識障害などを引き起こし、死が近づく事になります。

酒は「もろ刃の剣」なのです。

禁酒より、酒は飲むべし、ただし適量で!

これが結論です。

 

(2)喫煙と死亡率

「世の中には長寿のヘビースモーカーの事例がある。俺(私)は世間の一般常識からは逸脱した例外であることを証明してやる!このままで良いのさ。」と吸っている方。私は無理にその考えを否定するつもりはありません。確かに、法則には例外があり、絶対に長生きしないとは言えませんので。

でも、過去の文献 (Jpn J Cancer Res. 2002 Jan;93(1):6-14)の統計上は以下のようなっているので、私は大切だと思う人には「やめなさい!」と強く説得することにしております。

吸わない人の死亡率を1.0とした場合の死に易さを検討している。

酒の場合とは異なり、喫煙量と関係なく、男喫煙者が非喫煙車の約1.5倍の死亡率なっているのに対し、女性は2~2.7倍の死亡率。女性の方が明らかに多い死亡率となっています。

恐ろしいと思いませんか?なんでこんなに男女で違うかは遺伝子的な違いが関与していると思いますが、明確な理由は解明されておりません。

タバコの危険性についてこの文献では以下のように書かれてあります。

①肺癌のみならず他部位の癌の発癌促進作用がある。

②ニコチンが交感神経を刺激し、高血圧になる。

③煙に含まれる一酸化炭素がヘモグロビンと強固に結合し、酸欠状態を引き起こす。副流煙で子供の発癌リスクが上昇する。

④ニコチン以外にもタールや血液細胞を冒す因子が含まれており、大変有害。

 

つまり、「タバコは百害あって一理なし」。禁煙すべし。

これが、結論です。

これを読んでもタバコをやめないと言う方は、運動・食生活の改善など体にいいことをたくさんやって、 タバコの有害作用をリセットするよう努力されることをお勧めします。

 

(3)コーヒーと死亡率

コーヒーを仕事の合間に飲んでいる方は多いと思います。

特にベトナムのコーヒーは美味しくて安く飲めるため、過剰に飲んでしまう方もいらっしゃるかと思います。

1日にどれくらいの量までなら大丈夫でしょうか?

まずは、コーヒーの利点・欠点を以下に列挙します。

 

【健康面】コーヒーのメリット

二日酔いのケア/脳の活性化(眠気防止&集中力向上)/運動能力の一時的な上昇/血糖値の低下/胃の消化の補助/整腸作用/リラックス効果/うつ病予防/脂肪の分解/ニキビの予防/美白効果/むくみ解消

【健康面】コーヒーのデメリット

胃腸障害/心機能障害/精神的な変化(鬱やイライラ)/低血糖の症状/貧血による症状

コーヒーを飲むと罹患リスクが上がると言われている疾患は、以下の通りです。

膀胱がん/胃潰瘍 など

コーヒーの発癌性に関しては、膀胱癌誘発の報告がありますが、逆に他部位の発癌(大腸癌&肝臓癌など)は抑制されるというポジティブな報告が多く見られます。コーヒーの発癌については神経質に考える必要は無いようです。

コーヒーは適量を飲めば死亡リスクが低下するほど健康的な飲料というデータが、国立がん研究センターから発表されております。10年以上に及ぶ追跡調査結果によると、1日のコーヒー摂取量によって全死亡リスクは以下のように変動しました。

摂取量                    死亡リスク

ほとんど飲まない        1.00

1日1杯未満              0.91

1日1~2杯               0.85

1日3~4杯               0.76

1日5杯以上              0.85

ほとんど飲まない人が100とすると、1日3~4杯飲む人の死亡リスクは76にまで減少。特に心疾患死亡、脳血管疾患死亡、呼吸器疾患死亡について、コーヒーを摂取するとリスクが低減することが認められています。健康面において、コーヒーの摂取は多様なメリットがあることがわかります。

しかし気になるのは、1日5杯以上を摂取している人は死亡リスクが上昇していることです。ほとんど飲まない人よりはリスクが低いものの、コーヒーの飲みすぎはデメリットがあるという説を裏付ける結果ですね。

コーヒーもアルコールと同じで、適量は有益・過剰は有害という「諸刃の剣」なのです。

コーヒーは飲まないより飲むべし。ただし、適量で!

これが結論です。

 

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