<医療コラム> 日焼け防止
< LOTUS CLINIC 医療コラム >
***** 日焼け防止 *****
宝積 良美 マネージャー
先日ベトナムのニュースで「ハノイのUV指数が警戒レベル」という記事を読みました。
スーパーに日焼け止めを購入しに行くと色んな種類があり、どれを買うのか迷ってしまいました。
そこで日焼けや日焼け止めについて少し調べてみました。
地上に届く紫外線には、下記の2種類があります。
・A波(UVA)-シワやたるみの原因になる ・B波(UVB)-シミやそばかすの原因になる
日焼け止めのPAとは、
UV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。+の多さがUV-Aに対する効果の高さを示します。++++、+++、++、+の4段階があります。
紫外線A波は、春・夏以外でも「そこそこ降り注いでいる」そうです。
日焼け止めのSPFとは、
主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。数字が大きいほど効果が高くなります。紫外線が当たりだしてから日焼けしてしまうまで、人によって個人差がありますがだいたい15分~20分と言われています。
たとえばSPF30なら、30倍遅らせる事ができるという意味だそうです。
選び方のポイントは、通勤やおつかいなど1時間以内のお出かけには35程度、1時間以上のレジャーやスポーツには50以上がおすすめのようです。
また日焼け止めは時間が経つとともに効果が減ってくるのでこまめに塗りなおす事が必要です。
ただ日焼け止めを塗るのは肌に合わないという方もいらっしゃると思います。
最近は長袖など着るタイプのUVカットも多く見られます。必要な場面でさっと羽織るだけでUVカット効果を得られ、日が沈んだあと、不要であれば脱ぐだけ。日焼け止め成分による肌への刺激や、洗浄のための肌への負担がないのが魅力です。ただ1枚余計に着ている分、熱がこもりやすくなるので、薄着と比べて熱中症のリスクが高くなるかもしれません。気温や湿度が高い日は特にしっかりと水分や塩分を補給して、熱中症には気をつけたいですね。
自分に合った日焼け対策で、ベトナムの紫外線からお肌を守りましょう。