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<医療コラム> 飛行機での耳抜き

***** 飛行機での耳抜き *****

白 井 拓 史 医師

ベトナムに住んでいると日本への帰国時だけではなく、国内旅行や近隣諸国への旅行、出張などで飛行機に乗る機会も多いかと思います。

飛行機の離陸や着陸の時に耳が痛くなった経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。

この耳の痛みは離着陸時の気圧の変化が原因であることは、良く知られています。鼓膜の内側と外側に圧力の差ができて痛みが出るのです。耳と鼻は耳管という細い管で繋がっていて、その管を空気が通って圧力が均等になると痛みが改善します。

いわゆる耳抜きのことです。

 

簡単な耳抜きの方法は、あくびをする、唾を飲み込む、ガムを噛むなどです。

それでもうまく耳抜きができない時の方法として「バルサルバ法」というのがあります。

まず、鼻をしっかり摘んで空気が漏れないようにします。そのままゆっくりと鼻に空気を送って圧力を上げていきます。耳の中で音が鳴るような感じがして空気が入っていき、耳抜きができます。片方の耳抜きができても、止めずに続けて両方の耳に空気が入るまで行って下さい。

飛行機が上昇や下降するときに、耳が痛くなる前に早めのタイミングでやるのがコツです。

風邪を引いて鼻が詰まっていると、うまく耳抜きができなくなるので、飛行機に乗る前は体調を整えるようにしましょう。

では、Bon Voyage !